主に3パターン【AGA治療は遺伝的要素へとアプローチ】

遺伝的要素

微笑ましい3世代

脱毛症は遺伝する、とよくいわれます。しかし、すべての脱毛症が遺伝するわけではなく、ストレスや免疫不全が原因で発症する脱毛症もあります。遺伝により発症するとされている脱毛症はAGAです。つまり、男性に多いAGAを発症した場合、遺伝による要素が強いのだということができます。あるいは、父親などがAGAであれば、自身も将来AGAを発症する確率があるといえます。ただ、遺伝的要素があったとしても、AGA治療は十分可能なので、絶望することはありません。

AGAが遺伝するメカニズムを、簡単に紹介します。
遺伝するのは、「5αリダクターゼ」と呼ばれる還元酵素です。もっと詳しくいうと、この5αリダクターゼがどれだけ生成されるか、どれだけ活発に働くかどうかが遺伝するとされています。そのため、AGA治療においてもこの点に注目しています。
5αリダクターゼがどういう働きをするかというと、男性ホルモン「テストステロン」を「ジヒドロテストステロン」へと変える働きがあります。テストステロンは代表的な男性ホルモンで、体に関するさまざまな働きを持つ重要なホルモンです。しかし毛包のなかでジヒドロテストステロンへと変わると、髪の毛のサイクルを乱してしまうという特徴があります。髪の毛は退行や成長などを繰り返すというサイクルを持っていますが、その成長部分を阻害してしまうので、脱毛症となってしまうのです。
テストステロン自体は大切なホルモンですが、それを髪の毛にとって有害な物質に変えてしまうのが5αリダクターゼ。この5αリダクターゼの生成量と働きが遺伝してしまうので、脱毛症は遺伝する、といわれているのです。

AGA治療においても、この5αリダクターゼへのアプローチが行われます。5αリダクターゼが抑制されれば、ジヒドロテストステロンが生成されることも少なくなるからです。